エンジニアにキャリアチェンジをしたいと思ったならば、まずは資格勉強から始めるのが常套手段ですが、効果的な勉強法です。
もちろん、資格をとれれば、それは履歴書にも書けますし、色々なところで役に立つことがあります。
しかしながら、資格を取って満足してしまっては、仕事はもらえません。
資格勉強というのは、その資格をとるための勉強ではなく、その資格に通じる分野への理解を深めるための勉強です。
資格の取得は、それをワンセンテンス達成したラインです。
勉強というのは果てがなく、次々に新しい知識や方法を吸収していく必要があります。
多くの方が、資格を取得した段階で満足してしまい、その後の勉強を怠っていますが、それは間違いです。
資格というのは、卒業証書ではなく、通知表だと思って行動しないと、次の知識が出てきた時に、対応ができませんし、他の知識との応用も難しくなりません。
そして、キャリアチェンジをすると言っても、エンジニアは言いようによっては総合職です。
インフラエンジニアやプログラムエンジニアなど、専門的に分かれているとはいえ、一般人の目から見てしまえば、総合職だと言わざるを得ません。もちろんそうでないことは私は分かっています。
しかしながら、そういった面での連携があるのは確かなので、応用が効かないというのは非常にまずい問題です。
そして専門的になればなるほど、ニッチなことにも対応していかなければならないことを考えると、資格勉強だけでは不十分です。
そういう意味で、広い範囲を資格勉強で押さえて、ニッチな深い部分をその後勉強していくのがベストだと思われます。
それを繰り返せば、知識の幅は広がりますし、履歴書に書いた以上にできることの幅も広がるのではないでしょうか。